今日はカメラが届く日。
朝起きて出勤する彼女を見送る。
カメラが何時に届くかわからなかったので、二度寝しないように朝食を詰め込む。
洗濯物を回してしまう。最近暖かくなってきたので、またベランダに干すようになった。少し手間だがちょうど良い気温の中でベランダに出るのは気持ちが良い。
昼頃にベーグルを食べる。一回茹でた粉物という訳のわからない食べ物だが、どうしてこんなにおいしいのか。パンもしかりだが、一度完成したものをもう一度焼いて食べるという流れがなんだか不思議だ。すでに完成していたんじゃないのかよ。
午後になり、hogeのウェブ制作に向けたミーティングをオンラインで行う。
予算をどうにかして確保しなければならない。
けれど今回制作に携わってくれるN町くんは大学からの友人で、とびきりしっかりしている上に親身に話を聞いてくれるので安心して進められる気がする。
ミーティングの終わり際、彼女が帰ってくる。今日は半休を取ってくれた。
そしてカメラが届いた。
購入したのはオリンパス(現在はOMシステム)のOM-D EM-10。
最新モデルという訳ではないが、十分な性能と他にないコンパクトさ、仕様の幅広さ、そしてクラシックなビジュアルに惹かれて決めた。これで日々や散歩の記録、yugeでの展示の様子などいろいろと撮っていきたい。
私の用事が終わり、ふたりで名字について話し合う。
一時は私の名字にしようかと話が固まりかけたが、ふとその瞬間彼女は自分の名字がかわることにさみしさを覚えたらしい。
彼女はK野という名字で、私の小西よりもよっぽど珍しい。
当然ありふれた名字よりもアイデンティティに根ざしやすいわけで、さみしくなるのも当然である。
他の諸々の理由もあって小西の名字に傾いていたけれど、そのさみしさは慣れる事で意外払拭できない永遠のさみしさかもしれない。そう思うと、私は小西を手放すことにはあまり抵抗がないので、そっちの方がいいのではないかという話になる。
一度K野として婚姻届を書いてみる。
思った以上にさみしさもせつなさも無かった。むしろ君野という珍しい名字に変わること自体にわくわくしているくらいだった。
ほなK野にしましょうか。というわけでK野にしました。どうも、K野です。
婚姻届を書く際に本籍についての確認やら表記に不備がないか確認したくなり、区役所まで足を運んだ。担当してくださった方が親切に説明してくださったので、おかげで実際に届ける土曜日も安心して出せそうだ。
諸々の確認が終わり、家に帰る。
彼女は夜に食事に行く予定が合ったので、私もついでに外に出ることにした。
京都駅の伊勢丹で預けていた修理中のコートと革靴を受け取りに行く。まだ6時なので余裕で間に合うはず。
五条エリアから京都駅方面は最近よくあるいていたので、少し退屈するが、早速持ち出したカメラをいじりながら歩くのは少し楽しい。
けれども別に夜景とかを撮りたいわけでもないので、ざっくりと操作を把握した後はおとなしく音楽を聴きながら歩いて行くことにした。
THEティバというバンドがべらぼうにかっこいい。私はこういったダウナートーンの女性ボーカルで歌われるオルタナが大好き。むちゃくちゃ好み。
伊勢丹に到着し、修理してもらったコートを受け取る。ストーブで裾を焦がしてしまったものだったが、なんとか丈を詰めて綺麗に直してもらった。
そして彼女の革靴も修理に出していたので受け取る。荷物が増えたが、歩いたせいかマフラーを外したくなっていたので、貰った紙袋に外したマフラーを詰め込んだ。
他に特に見たいものもないので伊勢丹を出る。京都駅周辺は無駄に賑やかだ。本当に文字通り無駄に。少し歩いて喫茶店に入り、今日の日記を書く。
晩ご飯になにをたべるのか決めていないことを思い出す。
今日と明日は彼女が外で食べてくるので、自分のためにご飯を見繕わないといけない。苦手分野だ。
悩んだあげくうどんを食べて帰った。
家に帰ってカメラを確認する。少しだけだが勝手がわかってきた気がする。
風呂に入る。友人がXでスペースをやっていたのでそれを聞きながら過ごす。
明日は新しい冷蔵庫が届く。