今日は早起きが出来なかった。寝起きがあまり良くない。
けれども昼間や夕方にひどく眠気が襲ってくることも減ってきた。
変な夢をよく見るけど、ぐっすり眠れてはいるのだろうか。
妻を見送って、トイレ掃除をする。
ついでに家中の床掃除をする。なんで髪の毛ってこんなに落ちてるんだ。
ゴミの片付けもする。
家事をたくさんすればするほど、自分の活躍が透明になっていく気がした。
家事って頑張れば頑張るほど見えなくなるんだな、と思った。
そういえば優秀なデザイナーの仕事ほど自然で目に付かないという。
世の中の家事をしている人たちも、活躍すればするほど、その功績は生活の中に溶けていって、透明になってしまう。なんだかかっこいいけれど、寂しい気もする。
目に付かない出来事をしっかりとやっていくことって退屈で大変だけど、なによりも必要だったりする。そんな物事の中で、生きていく上で一番生活のそばにあるのがきっと家事なんだろうな。
とはいえ私の家事もスーパー完璧仕上がりではない。まだまだずぼらにやり過ごしている事がたくさんある。クオリティを少しずつでも上げていけたら嬉しい。
ふと、私ががんばったら妻が褒めてくれるけど、世の中には褒められてもいいくらいのことをやっているのに、全然褒められない人もたくさんいるんだろうなと思った。
それはなんだか寂しいし、やりきれないと思う。
なのでツイッターでアカウントを作った。
「褒める人」というアカウントで、とんできたリプライや匿名投稿にたいして褒めて返すためだけのものだ。
インターネットは冷笑の時代。なんとかそれを薄めるために、せめて私はしらないだれかを褒めまくろうと思った。
人はことあるごとに小さな努力を踏み出しているが、それに対してなぜかだれもご褒美をくれない。
だれかが「すごいやんか」「えらいなぁ」「かっこいいで」と言ってくれるだけでも何だか嬉しいのだけれど、それを素直に言うのもなんだか恥ずかしかったりする。もっとみんな周りを褒めて良いし、なんなら自分で自分の事を褒めてあげた方が良い。
インターネットは承認欲求というものを冷笑するようになってから随分時間が経った。
時に承認欲求はその持ち主を飲み込んで化け物を生んでしまうこともあるが、その化け物を生まないためにも、だれかの頑張りを見つけたときに積極的に褒めてみるというものいいんじゃないだろうか。
化け物狩りではなく、化け物を生まないために優しさを蒔いていく。
そんなインターネットがすこしでも増えたら嬉しい。
アカウントを作り終わる。わたしはこんなことをしているよりも、早く心身の健康を取り戻して仕事をするべきでは?とよぎる。それはそうである。
ただ私はとりあえず社会との接点をすこしずつ押し広げていくことがいま大切なのだと言い聞かせる。
喫茶店まで行く。
アンディウィアーの『アルテミス』の上巻を読み終わる。下巻の4分の1くらいまで読み進めたあたりで、一気に物語が盛り上がり始める。
『火星の人』や『プロジェクトへイルメアリー』のような、序盤からガンガンストーリーが突き進んでいく作品ではないが、ウィットに富んだキャラクター達が魅力的ですいすい読み進めてしまう。
キリが良いところで本を閉じる。
日記のブログを書く。
家に帰ったら晩ご飯を作る。
昨日の麻婆茄子は美味しく出来た。妻にも好評だった。
今日は久しぶりにソース味の物がたべたくなったので、じゃじゃっと焼きそばでも作ろうかと思う。
ご飯をつくって、お風呂を沸かして、妻の帰りを待つ。
妻は凄い。毎日仕事をして、へとへとになってお家に帰ってくる。そして美味しい美味しいとご飯を食べてくれる。私の生活を支えてくれているし、その笑顔で私の生活に幸せを与えてくれる。すごすぎる存在。
そしてもちろん、私もちょっぴり偉い。